金属アレルギーの原因

金属アレルギーは、その金属から金属イオンが溶け出すことをきっかけに引き起こされます。歯科治療で歯に装着された金属は、長い間口内にいることでこの金属イオンが溶け出し、血液中に溶け込みます。そして、過剰摂取となることで体がアレルギー反応を起こしてしまうのです。特にコバルトやニッケル・パラジウム・クロム・亜鉛・水銀・銅などは、金属アレルギーを引き起こしやすいと考えられています。

金属を除去する際の注意点

歯科用アマルガムを安全に除去するために

1970年代にむし歯治療をした人に多く使用されている『歯科用アマルガム』は、水銀が約50％含まれています。そのため安易に除去してしまうと、削った金属粉がお口の中に広がるだけではなく、口や鼻から吸い込むことで、さらに金属アレルギー症状が悪化する危険性もあります。
当クリニックでは、より安全に歯科用アマルガムを除去するため、専門的な技術と機器を取り揃えた体制を整えておりますので、安心してご来院ください。